カントク直伝カート講座

皆さんこんにちは。
今回は今や主流となった「クラッチ付エンジン」のメンテナンスについて...
クラッチの部品の中ににはニードルベアリングというものがありますが、ここのグリスアップはマメに行ないましょう。

・・・という事でその説明....。

今回はIAMEX30をモデルに説明しています。
エンジンの種類によってクラッチも様々ですが、基本構造とその仕組みはほぼ同じです。


クラッチドラムとベアリング、ワッシャー等を外し、洗浄した後、グリスアップします。

 


インナーワッシャーには向きがあるので注意!

 


ニードルベアリングを挿入し、グリスアップ

 


ドラム、アウターワッシャーを挿入。

 


センターナットネジ部に少量のロックタイトを塗布。

 


クランクロックツール等を使用し、ナットを締付けて(3N・m)完了。
(ドラムのスラストクリアランスを確認の事)

 

 この作業は走行毎に行なう様にしましょう。
ベアリングに接するクランクシャフト、ドライブスプロケット内面の磨耗-寿命に大きく影響してきます。

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