カントク直伝カート講座

みなさんこんにちは。
今回は「フューエルホース」について。

カートコースで色々な人のカートを見ていると、プニョプニョの軟らかいビニールホースを使用している方を見かけます。

おそらく、気軽にホームセンター等で購入した物でしょうが...。
これはあまり好ましくありません。
フューエルホースで最も重要なのは、適切な内径と、圧力変化に耐え得る硬さです!!

乗用車等とは違いレーシングカートでは、作業性と手頃な価格から、「耐油性のビニールホース」が使用されています。
が、先に述べたように少々の圧力変化でホースの内径が変形または潰れてしまうようでは、その機能を満たしているとはいえません。

エンジン出力の源-「ガソリン」に携さわる部分ですから、もっと「フューエルホース」というパーツを慎重に考えて欲しいものです。
プニョプニョホースで懸念される点は...

ホースの取り回しによってはシート、タンク、フレーム、ノイズボックス等の間に挟まり(走行中は想像以上にフレームが変形しています)、ホース自体の変形により、燃料供給に影響してしまう。
特に夏場など気温の高い時期は全ての物質が軟らかくなりますが、ホースにおいても同じ事。

キャブレター不調〜エンジン不調の原因になる事は言うまでもありません。


早い話が、
ホースが潰れてガス欠になっちゃうよ!
ということです。


「たかがホース、されどホース」

アナタのカートは大丈夫ですか!?

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