カントク直伝カート講座

こんにちは。

今回は「プラグキャップ」について。中でも「KT100」の純正プラグキャップについてお話しましょう。
写真Aをご覧下さい。KT100純正のプラグキャップにプラグが差し込まれている状態です。
この状態、キャップの中では写真Bの様に、コイル状のキャップ端子にプラグの端子が差し込まれる形でジョイントされています。
写真A
写真B

 ここで注意しなければいけないのが、作業を繰り返しているうちに写真Cの様にプラグコードとプラグキャップが抜ける方向にズレてしまい、それに気づかずにプラグを差し込んで(写真Dの状態で)走行してしまう選手をたまに見かけます。


写真C
写真D
この写真Dの状態でも、どういうワケかプラグはスパークするのですが、当然、最良のスパークという訳にはいきません。さらに、回転域によって失火をしてしまい、エンジン不調の原因になる事は言うまでもありません。

 このトラブルを未然に防ぐ為にも、写真Eのようにタイラップを巻いておくことをオススメします。こうする事によって作業中に写真Cのような力が掛かってもズレが生じにくくなるのです。
 KTユーザーの方は必ず実行してください!(それでも定期的なチェックはお忘れなく...。)


写真E

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