ここ数年、本当にジュニアの選手が増えてきましたねぇ〜。
そこで感じた事をひとつ...。
ジュニアのみんな!いや、おまえら!!! おまえらはどうしてカートをやっているんだ!?
そして、親御さん達はどうして子供さんにカートをさせているのですか!?
当然、全ての子供達が本気でプロのレーシングドライバーを目指しているとは限りませんが...。
|
絶対的に言える事は、「おまえらは恵まれている。」
どうしてもどうしてもカートをやりたいのに、やれない子供達の方が世の中には多いんだ!
遊びでやるにしても、真剣に、本気で遊びなさい。家でプレステで遊んでいるのと同じじゃないと思う。
イチローや松井は、遊びたいのも我慢して、毎日毎日、バットを振ってきた。
中田や、中村、小野だって、サッカーが上手くなりたくて上手くなりたくて、サッカーをしていない時だってサッカーの事ばかり考えていたハズだ。
例え、「遊びでやっているカート」にしても、真剣に取り組んだ方が、楽しいし、嬉しいし、悔しくなれると思う。
目標に向かって頑張る事、努力を惜しまない事、そうした結果によって、泣いたり、笑ったり...。そしてまた次に向かって頑張る...。
こういった事を学んでいくのに、決して不向きなスポーツでは無いと思う。
また、そういう取り組み方をさせなければ、ただの「道楽者の遊び」で終わってしまうのではないでしょうか。
学校の部活動だって、練習中に「おやつの時間」なんて無いんだ!
カートスポーツに真剣に取り組みに来てるんなら、「お菓子」なんていらないだろう!!
|
甲子園で負けた選手達は、泣きながら土を袋に詰めて持って帰るんだぞ!
本気で勝ちたいと思っていたレースなら、レース後にギャーギャー騒いで走り回って遊んでいられないだろう!!
|
また親御さんには、「お子さん」いや、「選手」がそういった意識を持てる様に指導して頂きたい。
いくら道具を与えようが、専属のメカニックをつけようが、選手自身の意識が低くては全くの無駄です。高い意識を持って頑張っている子には到底かないません。
そもそも、細かいセッティングだの、専属メカニックなんていうのは全日本クラスからで十分。
タイヤが外れたり、チェーンが外れる等、致命的なトラブルが出ない様に、最低限の整備が出来る者がいれば十分。
それで「あの子速いな〜」と、誰もが認めるくらいにならなければ、ステップアップなんて無理、無理。
また、それが出来るのがカートスポーツだと思います。
競争するのは「親同士」ではありません。「選手」なんです。
|
|
カントク直伝カート講座TOPに戻る |