カントク直伝カート講座

新年明けましておめでとうございます。
本年もエッフェガーラを宜しくお願いいたしますm(_ _)m


そして、
2008年もカートライフを全開で楽しんでください!

 さて、今回は最低重量の話。
「俺、重量オーバーだから...」を言い訳にしている選手を見かけます。
でも、5`以下であれば、考えている程の絶対的なハンディではないし、プラスの要因もあるんだよ! というお話.....。

 16年目を迎えようとするエッフェガーラの歴史?の中で、オーバーウェイトで悩んでいた選手も少なくありません。

ある時、14`オーバーしていた選手の要望に答えて、こんなテストを試みた事がありました...。

    それは↓ ↓ ↓


マシン  :
コース  :
路面   :
ドライバー:


 SSクラス(当時の最低重量は135`)
 那須モータースポーツランド
 ドライ
 現役引退直後のカントク

@135`に合わせて15LAP
 
<ピット作業時間約5分>
 
A149`に合わせて15LAP
 
<ピットでの待機時間約5分>
 
B149`に合わせて15LAP
 
<ピット作業時間約5分>
 
C135`に合わせて15LAP


上記テストの結果、135`時と149`時のタイム差は、ベストタイム、平均タイム共に、149`(14`オーバー)の方が
約0.8秒 遅いという結果になりました。

これは、1回の限られた実験で得られたデータであり、あくまでも参考にしかならないとは思いますが、ストレートも長く、エンジン全開区間の長いコースレイアウトを持った、当時の「那須モータースポーツランド」でのテスト結果を、皆さんはどうとらえますか!?

少なくとも、5`程のオーバーでトップから1秒近く離されているという選手において、「まだまだやれる余地がある」という事は証明できていると思います。

また、レインコンディションや低μ状態では5`程度のオーバーウエイトなら初期グリップやタイヤに掛かる絶対過重においてプラス要因になる事が多いのです。


 誰にでも表彰台のチャンスはある!! 頑張ってくださいよー!

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