カントク直伝カート講座

 毎日暑いですね〜。
「カートって結構体力いるけど、こう暑いとホントに体力持たないよね...」

・・・なんて情けないこと言ってるアナタ!!そんな事はないハズ。それはアナタがわざわざ疲れる乗り方をしているからなのです!!
そもそも、人並みに健康な体を持っている人なら、レース周回数程度でへばるものではありません。
(全日本で使用するハイグリップタイヤが生み出す横Gはホントに凄いですが...)

やたら「カートで疲れる」と言うアナタは必要以上に、無駄に力を入れてドライビングしているからなのです。
 例えば・・・

握力を測定するとします。当然、全力を振り絞って握力計を握りしめますよね...。
それをレース所用時間続けてみて下さい...。出来るわけないですよね!
"力"があるないに係わらず、出来るわけないですよね...。

ものすごく極端な例でしたが...
ステアリング操作をしたり、ペダルワークをしたり、マシンに生ずるGに耐えたりする体力、持久力は、カートをやっている人なら誰でもそこそこ身についているはずです。

それなのに「体が持たん...」というアナタは、まさに体の各所において、この例に当てはまる事をしているのでしょう。

そんなにリキんでいては疲れるばかりでなく、「マシンの挙動を繊細に感じ取り、それに対してシビアに反応する」という早く走るための必衰項目が出来るハズがありません。

もっとリラックスしてドライブしましょう。きっとタイムだって上がるはずですヨ。

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