カントク直伝カート講座

梅雨も明ければ夏本番!!

暑いとカートも大変ですが、「冬の寒いのに比べれば...」 と、頑張って楽しみましょう。

今回は、最近皆さんのカートを見ていて気がついた点をご紹介します。

『ブレーキフルードが熱膨張してパッドを押しちゃってたんですね〜〜。』

これは暑い夏に限らず起こる事。長い間ブレーキフルードを交換せずにいると、フルードが劣化してきます。

もともと温度変化に強いハズのブレーキフルードですが、こうなったフルードは温度変化に対応できず、その使用や外気温によりフルード自体が膨張してしまい、容積が増えてしまいます。

ブレーキ系統の中で密閉されているフルードは逃げ場がなくなり、「ピストン→バッド」と押してしまうわけです。
結果=ブレーキペダル、マスターシリンダーはちゃんとリターンしているのにパッドとローターが擦ってしまい、「ストレートがのびない」、「エンジンに負担が掛かる」等のトラブルにつながる恐れがあります。
暑いですケド、カートのメンテもバッチリやって勝利の美酒に浸りましょう

カントク直伝カート講座TOPに戻る