皆さん、明けましておめでとうございます。
2005年もカートライフを真剣に楽しみましょう!!
さて、私は、チーム員のカートに良く乗ることがあります。
それは、本人の希望であったり、そのドライバーの不調の原因を解明してやりたいという、「監督魂」
からくるものですが、その度にそのドライバーの性格までもが手に取るようにわかってしまいます。
「エンジンの調子が悪い。遅い!」という人のカートに乗ってみれば...
その原因はそれ以外にあって(アライメントが狂っていたり、タイヤが古すぎたり、フレームが曲がっていたり..)コーナーの旋回スピードが低く、コーナーの脱出スピードが乗っていない為、ストレートが伸びず、エンジン不調と感じていたり...
また、マシンの不調など一切訴えない選手のカートに乗ってみれば、「メンテ不良のお手本か!?」と言いたくなるような、ひどい状態だったりします。
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モータースポーツは性格で決まるスポーツといっても過言ではありません。
なぜなら、筋力、瞬発力、反射神経等、一般の運動競技に必要とされる要素は二の次になるからです。
マシンをどう操れば前に転がるのか? レース中どういうポジションをとっていれば自分に有利か?
等、「考え方」や「想像力」が大切なのです。 |
自分を客観的に見たことはありますか??
気の短い人−のんきな人、神経質な人−おおざっぱな人、良くしゃべる人−無口な人、積極的な人−消極的な人.....
変な意地を捨てて、自分を冷静に判断することが第一歩です。
「え〜!?
そんなこと、」と思うかもしれませんが、性格はそのままカートの整備や走り、レース内容に現れています。
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私生活から、普段人と会話する時から、メシを食うときから、自分を変える努力をしなければいけません...。
「カートの為にそこまで...」と思う人はともかく、少しでも「レース頑張ってみよう!」と思っているなら、最高のアドバイスになるはずです。
これは走行料も部品代もかからない、一番安上がりな練習です。
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